頭痛は、多くの方が一度は経験する身近な症状です。仕事中や家事の途中に頭が痛くなる、朝から頭が重い、市販薬を飲んでもすっきりしないなど、日常生活に支障を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
頭痛の原因はさまざまです。片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こる頭痛もあれば、発熱、血圧の変動、睡眠不足、ストレス、薬の使いすぎなどが関係していることもあります。また、まれに脳の病気や感染症など、早急な対応が必要な頭痛が隠れている場合もあります。
特に、突然起こった激しい頭痛、手足のしびれや麻痺を伴う頭痛、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、発熱や首の硬さを伴う頭痛は注意が必要です。このような症状がある場合は、クリニックの受診を待たず、救急受診を検討してください。
一方で、慢性的に繰り返す頭痛も、我慢し続ける必要はありません。頭痛の頻度が増えている、市販薬を飲む回数が多い、仕事や家事に支障が出ている場合は、原因を確認し、適切な治療や生活習慣の見直しにつなげることが大切です。
この記事では、頭痛の主な原因、危険な頭痛のサイン、病院を受診する目安、診察で確認すること、治療や予防の考え方についてわかりやすく解説します。
文京区・護国寺周辺で頭痛にお悩みの方、頭痛を内科で相談してよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
頭痛とは?よくある症状でも原因はさまざまです
頭痛は、多くの方が経験する身近な症状です。疲れたとき、寝不足のとき、肩や首がこったとき、風邪をひいたときなど、日常生活の中で頭が痛くなることは珍しくありません。
一方で、頭痛の原因はひとつではありません。片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こる頭痛もあれば、発熱、血圧の変動、薬の使いすぎ、感染症、脳の病気などが関係している頭痛もあります。
そのため、頭痛があるときは、痛みの強さだけでなく、いつから痛むのか、どのように痛むのか、吐き気や発熱、しびれなどを伴うかを確認することが大切です。
頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛があります
頭痛は、大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛とは、頭痛そのものが病気として起こる頭痛です。代表的なものに、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。これらは命に関わる病気が隠れていないことが多い一方で、繰り返すことで仕事、家事、学校生活に支障が出ることがあります。
二次性頭痛とは、ほかの病気が原因で起こる頭痛です。たとえば、脳卒中、くも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍、頭部外傷、副鼻腔炎、感染症、血圧の異常などが原因となることがあります。
いつもの頭痛と思っていても、痛み方が変わった、急に強くなった、発熱や麻痺を伴うなどの変化がある場合は注意が必要です。頭痛の原因を自己判断せず、必要に応じて医療機関で確認しましょう。
慢性的な頭痛と急に起こる頭痛では注意点が異なります
頭痛には、以前から繰り返している慢性的な頭痛と、急に起こる頭痛があります。
数年前から同じような頭痛を繰り返している場合は、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛が関係していることがあります。このような頭痛は、命に関わる危険が低いこともありますが、頻度が多い場合や生活に支障が出ている場合は治療の対象になります。
一方で、突然起こった激しい頭痛や、短時間で痛みがピークに達する頭痛は注意が必要です。これまで経験したことがない強い頭痛、発熱を伴う頭痛、手足のしびれや麻痺を伴う頭痛、ろれつが回らない頭痛などは、早急な受診が必要な場合があります。
厚生労働省も、大人で「突然の激しい頭痛」がある場合は、迷わず119番へ相談すべき症状のひとつとして示しています。
文京区で頭痛に悩む方は、まず受診の目安を確認しましょう
文京区・護国寺周辺で頭痛にお悩みの方は、まず頭痛の緊急性を確認することが大切です。
突然の激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、発熱や首の硬さがある場合は、クリニックの予約を待たずに救急受診を検討してください。
一方で、慢性的に頭痛を繰り返している方、市販薬を飲む回数が増えている方、頭痛で仕事や家事に支障が出ている方も、我慢し続ける必要はありません。
護国寺、音羽、大塚、目白台、小日向周辺にお住まいで、頭痛が続いている方は、まず内科で全身状態や血圧、発熱、服薬状況などを確認し、必要に応じて専門医療機関につなげることが大切です。
頭痛の主な原因
頭痛の原因はさまざまです。片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こる頭痛もあれば、風邪、発熱、副鼻腔炎、血圧の変動、睡眠不足、ストレスなどが関係している頭痛もあります。
また、頭痛の中には、脳卒中や髄膜炎、頭部外傷など、早急な対応が必要な病気が隠れているものもあります。いつもの頭痛と同じか、痛み方が変わっていないか、発熱やしびれなどを伴っていないかを確認することが大切です。
ここでは、頭痛の主な原因について、代表的なものを解説します。
片頭痛
片頭痛は、頭の片側または両側がズキズキと脈打つように痛むことが多い頭痛です。痛みが強いと、仕事や家事、学校生活に支障が出ることもあります。
片頭痛では、次のような症状を伴うことがあります。
- ズキズキする痛み
- 吐き気
- 光がまぶしく感じる
- 音がつらく感じる
- 体を動かすと痛みが悪化する
- 数時間から数日続くことがある
片頭痛は、寝不足、寝すぎ、ストレス、疲労、天候の変化、月経、アルコールなどがきっかけになることがあります。頭痛の前に、視界がチカチカする、ギザギザした光が見えるといった前兆が出る方もいます。
片頭痛は、市販薬で一時的に痛みを抑えられることもありますが、頻度が多い場合や生活に支障が出ている場合は、医療機関で相談しましょう。発作時に使う薬だけでなく、頭痛の回数を減らすための治療を検討することもあります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭全体が締めつけられるように痛むことが多い頭痛です。片頭痛のようなズキズキした痛みではなく、重い感じ、圧迫される感じ、頭に輪をはめられたような痛みと表現されることもあります。
緊張型頭痛は、首や肩のこり、長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用、目の疲れ、姿勢の悪さ、ストレスなどと関係することがあります。
次のような方は、緊張型頭痛が起こりやすい傾向があります。
- 長時間パソコン作業をしている
- スマートフォンを見る時間が長い
- 肩こりや首こりが強い
- 目の疲れを感じやすい
- 睡眠不足が続いている
- ストレスが多い
緊張型頭痛では、姿勢の見直し、休憩、ストレッチ、入浴、睡眠の改善などで症状が軽くなることがあります。ただし、頭痛が長引く場合や市販薬を頻繁に使っている場合は、ほかの原因が隠れていないか確認することが大切です。
群発頭痛
群発頭痛は、片側の目の奥やこめかみ周辺に、非常に強い痛みが起こる頭痛です。一定期間、毎日のように強い頭痛が繰り返されることがあり、片頭痛や緊張型頭痛とは異なる特徴があります。
群発頭痛では、頭痛と同じ側に次のような症状を伴うことがあります。
- 目の充血
- 涙が出る
- 鼻水が出る
- 鼻づまり
- まぶたが下がる
- 顔に汗をかく
痛みが非常に強いため、じっとしていられない方もいます。群発頭痛が疑われる場合は、専門的な診断や治療が必要です。
目の奥の痛みや鼻症状があると、副鼻腔炎や目の病気と迷うこともあります。自己判断で市販薬だけに頼らず、繰り返す強い頭痛がある場合は医療機関で相談しましょう。
風邪・発熱・副鼻腔炎による頭痛
風邪や発熱に伴って頭痛が起こることもあります。発熱、のどの痛み、咳、鼻水、だるさなどがある場合は、感染症に伴う頭痛の可能性があります。
また、副鼻腔炎では、額や頬、目の奥の痛み、鼻づまり、黄色い鼻水、顔を下に向けたときの痛みなどが出ることがあります。頭痛だけでなく、鼻の症状が続いている場合は、副鼻腔炎が関係していることもあります。
ただし、発熱を伴う頭痛の中には、注意が必要なものもあります。高熱、強い頭痛、首の硬さ、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、髄膜炎などの病気が隠れている可能性もあるため、早急な受診が必要です。
高血圧や睡眠不足、ストレスによる頭痛
頭痛は、生活習慣や体調の変化とも関係します。睡眠不足、疲労、ストレス、脱水、食事の乱れ、アルコール、長時間の作業などが、頭痛のきっかけになることがあります。
また、血圧が高い方では、頭が重い、頭が痛い、めまいがするなどの症状を感じることがあります。頭痛の原因がすべて高血圧とは限りませんが、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある方は、脳や心臓の病気のリスクも考えて、血圧や全身状態を確認することが大切です。
特に、急に血圧が高くなった場合や、頭痛に加えて胸の痛み、息切れ、しびれ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、早めの受診が必要です。
頭痛が続くときは、痛み止めだけで様子を見るのではなく、生活習慣、血圧、発熱、服薬状況なども含めて原因を確認しましょう。
危険な頭痛のサイン すぐに受診が必要なケース
頭痛の多くは、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛ですが、中には早急な対応が必要な病気が隠れていることがあります。
特に、突然起こった激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、発熱や首の硬さを伴う頭痛、頭をぶつけた後の頭痛などは注意が必要です。これまでの頭痛と明らかに違う場合や、痛みが急に強くなった場合も、早めに医療機関を受診しましょう。
次のような症状がある場合は、クリニックの予約を待たず、救急受診や119番への相談を検討してください。
突然の激しい頭痛
突然、これまで経験したことがないような激しい頭痛が起こった場合は、注意が必要です。特に、頭痛が始まった瞬間から強い、数分以内に痛みがピークに達する、バットで殴られたような痛みと表現されるような場合は、くも膜下出血などの重大な病気が隠れている可能性があります。
このような頭痛は、様子を見てよい頭痛ではありません。痛み止めを飲んで落ち着くかどうかを待つのではなく、すぐに救急受診を検討してください。
突然の激しい頭痛など救急受診が必要な症状については、厚生労働省の情報も参考になります。
麻痺・ろれつが回らない・視野異常を伴う頭痛
頭痛に加えて、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、言葉が出にくい、物が二重に見える、視野が欠けるといった症状がある場合は、脳卒中などの可能性があります。
日本脳卒中協会でも、脳卒中が疑われる場合は救急車を呼ぶなどして、一刻も早く専門的な病院を受診するよう案内しています。
次のような症状がある場合は、すぐに救急受診を検討してください。
- 顔の片側がゆがむ
- 片方の手足に力が入らない
- 片方の手足がしびれる
- ろれつが回らない
- 言葉が出にくい
- 相手の話が理解しづらい
- 物が二重に見える
- 見える範囲が狭くなる
- ふらつきが強く、立っていられない
脳卒中は、治療開始までの時間が重要です。症状が一時的に軽くなった場合でも、自己判断で様子を見るのは避けましょう。
発熱・首の硬さ・意識障害を伴う頭痛
発熱を伴う頭痛は、風邪やインフルエンザなどでも起こります。しかし、高熱、強い頭痛、首が硬くて前に曲げにくい、意識がぼんやりする、繰り返し吐くといった症状がある場合は、髄膜炎などの感染症が関係している可能性があります。
次のような症状がある場合は、早急な受診が必要です。
- 高い熱がある
- 首が硬く、前に曲げにくい
- 意識がぼんやりしている
- 呼びかけへの反応が悪い
- 繰り返し嘔吐する
- 強いだるさがある
- いつもの風邪とは違う強い頭痛がある
発熱と頭痛がある場合でも、軽い風邪で済むこともあります。ただし、首の硬さや意識の変化がある場合は、自己判断で市販薬だけに頼らず、早めに医療機関へ相談してください。
頭をぶつけた後の頭痛
転倒や事故などで頭をぶつけた後に頭痛が続く場合も注意が必要です。ぶつけた直後は大きな症状がなくても、時間が経ってから頭痛、吐き気、ふらつき、意識の変化などが出ることがあります。
特に、高齢の方、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方、強く頭を打った方は注意が必要です。
次のような場合は、早めに医療機関を受診してください。
- 頭をぶつけた後から頭痛が続く
- 頭痛がだんだん強くなる
- 吐き気や嘔吐がある
- ぼんやりしている
- ふらつきがある
- 手足のしびれや力の入りにくさがある
- けいれんが起きた
- 血液をサラサラにする薬を飲んでいる
頭部外傷後の頭痛は、時間が経ってから悪化することもあります。症状が軽い場合でも、不安があるときは早めに相談しましょう。
いつもと違う頭痛、だんだん悪化する頭痛
いつも頭痛がある方でも、痛み方が変わった場合や、頻度が増えている場合は注意が必要です。これまでと違う頭痛は、別の原因が関係していることがあります。
次のような変化がある場合は、医療機関で相談しましょう。
- 頭痛の痛み方が変わった
- 頭痛の頻度が増えた
- 痛みがだんだん強くなっている
- 朝方に強い頭痛がある
- 吐き気や嘔吐を伴うようになった
- 視力の低下や視野の異常がある
- 体重減少や発熱を伴う
- 50歳以降に新しく始まった頭痛
日本頭痛学会でも、短時間でピークに達する頭痛や、発熱・麻痺・しびれを伴う頭痛などは、至急受診が必要な頭痛として示されています。
頭痛はよくある症状だからといって、すべてを様子見してよいわけではありません。特に、突然の激しい頭痛や神経症状を伴う頭痛は、すぐに対応することが大切です。
頭痛で病院を受診する目安
頭痛があるとき、「このまま様子を見てよいのか」「病院に行くべきなのか」と迷う方は少なくありません。
突然の激しい頭痛、麻痺やろれつの回りにくさを伴う頭痛、意識がぼんやりする頭痛などは、救急受診が必要な場合があります。一方で、そこまで急を要する症状がなくても、頭痛が長引く、繰り返す、市販薬を使う回数が増えている場合は、医療機関で相談したほうがよいことがあります。
頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返すものもあれば、発熱、血圧の変動、薬の影響、生活習慣、ほかの病気が関係しているものもあります。自己判断で市販薬だけに頼り続けず、必要に応じて原因を確認しましょう。
市販薬を飲んでも改善しない頭痛
市販の痛み止めを飲んでも改善しない頭痛や、薬の効果が以前より弱くなっている頭痛は、医療機関で相談する目安になります。
頭痛の原因によっては、一般的な痛み止めだけでは十分に改善しないことがあります。片頭痛の場合は、発作時に使う薬や、頭痛の頻度を減らすための治療を検討することがあります。緊張型頭痛の場合は、首や肩のこり、姿勢、ストレス、睡眠なども含めて見直すことが大切です。
また、市販薬を飲んでも一時的にしか改善しない場合や、数日以上頭痛が続く場合は、感染症、副鼻腔炎、血圧の異常、薬の使いすぎなどが関係していることもあります。痛みを抑えるだけでなく、頭痛の背景を確認することが大切です。
頭痛で仕事・家事・学校に支障が出ている
頭痛によって仕事、家事、学校生活に支障が出ている場合も、受診を検討しましょう。
たとえば、頭痛で仕事に集中できない、家事が進まない、予定をキャンセルすることが増えた、寝込むほどつらい、頭痛が不安で外出を控えているといった場合は、生活の質に大きく影響している状態です。
片頭痛や緊張型頭痛は、命に関わる病気が隠れていない場合でも、繰り返すことで日常生活に負担をかけます。頭痛の種類や頻度に応じて、薬の使い方、予防療法、生活習慣の見直しなどを検討できる場合があります。
頭痛は我慢するものと考えず、繰り返す頭痛や生活に支障がある頭痛は、早めに相談しましょう。
頭痛薬を月に何度も使っている
頭痛薬を月に何度も使っている方は、薬剤の使用過多による頭痛に注意が必要です。
薬剤の使用過多による頭痛とは、片頭痛や緊張型頭痛などがある方が、痛み止めや片頭痛の薬を頻繁に使うことで、かえって頭痛の頻度が増えてしまう状態です。頭痛が不安で早めに薬を飲む、頭痛がない日にも予防的に薬を飲む、薬の効きが悪くなってさらに薬を増やすといった悪循環につながることがあります。
特に、次のような方は一度ご相談ください。
- 頭痛薬を飲む回数が増えている
- 薬を飲んでも効きにくくなってきた
- ほぼ毎日のように頭痛がある
- 頭痛が不安で外出時に薬が手放せない
- 複数の痛み止めを自己判断で使っている
薬を急にやめるべきかどうかは、頭痛の種類や薬の内容によって異なります。自己判断で中止するのではなく、お薬手帳や服用記録を持って医療機関で相談しましょう。
高血圧や生活習慣病がある方の頭痛
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある方で頭痛が続く場合も、早めの相談をおすすめします。
頭痛の原因が必ずしも血圧とは限りませんが、血圧が高い方では、脳や心臓、血管の病気のリスクも踏まえて状態を確認することが大切です。特に、急に血圧が高くなった、頭痛に加えて胸の痛みや息切れ、しびれ、ろれつの回りにくさがある場合は注意が必要です。
また、生活習慣病がある方は、服用中の薬や体調の変化が頭痛に関係していることもあります。血圧の記録、健診結果、お薬手帳がある場合は、受診時に持参すると診療の参考になります。
文京区・護国寺周辺で、頭痛が続く、市販薬が効きにくい、血圧も気になるという方は、内科で全身状態を確認し、必要に応じて専門医療機関へつなげることが大切です。
頭痛の診察では何を確認する?
頭痛の診察では、痛みの強さだけでなく、いつから痛むのか、どのように痛むのか、どのくらい続くのか、ほかの症状を伴うのかを確認します。
頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こるものもあれば、感染症、血圧の異常、薬の影響、脳や血管の病気などが関係しているものもあります。そのため、問診で頭痛の特徴を詳しく確認することが大切です。
また、危険な頭痛が疑われる場合は、クリニックで様子を見るのではなく、救急受診や専門医療機関での検査が必要になることがあります。
いつから、どのように痛むかを確認します
診察ではまず、頭痛がいつから始まったのかを確認します。突然始まった頭痛なのか、数時間から数日かけて徐々に強くなった頭痛なのかによって、考えられる原因や緊急度が変わります。
あわせて、痛む場所や痛み方も確認します。
たとえば、次のような内容です。
- 頭の片側が痛むのか、両側が痛むのか
- こめかみ、後頭部、目の奥、頭全体など、どこが痛むのか
- ズキズキする痛みか
- 締めつけられるような痛みか
- 重い感じや圧迫感があるか
- 痛みが何時間、または何日続くか
- 月に何回くらい起こるか
- 体を動かすと悪化するか
- 休むと楽になるか
片頭痛では、ズキズキする痛みや吐き気、光や音への過敏を伴うことがあります。緊張型頭痛では、頭全体が締めつけられるように痛み、首や肩のこりと関係することがあります。
ただし、症状だけで自己判断することは難しいため、痛み方や頻度を整理して医師に伝えることが大切です。
吐き気・発熱・しびれなどの随伴症状を確認します
頭痛の診察では、頭痛以外の症状があるかも重要です。随伴症状によって、片頭痛が疑われる場合もあれば、感染症や脳の病気など、早急な対応が必要な頭痛が疑われる場合もあります。
受診時には、次のような症状があるかを伝えましょう。
- 吐き気や嘔吐
- 光がまぶしい
- 音がつらい
- 発熱
- 首の硬さ
- めまい
- 手足のしびれ
- 手足に力が入りにくい
- ろれつが回らない
- 言葉が出にくい
- 物が二重に見える
- 視野が欠ける
- 意識がぼんやりする
特に、頭痛に加えて麻痺、ろれつが回らない、視野異常、意識障害などがある場合は、脳卒中などの可能性も考えます。厚生労働省も、顔半分のしびれや動かしにくさ、ろれつが回らない、見える範囲が狭くなる、突然の激しい頭痛などを救急車を呼ぶべき症状として示しています。
こうした症状がある場合は、クリニックの予約を待たず、救急受診を検討してください。
血圧測定や診察、必要に応じた検査を行います
頭痛の診察では、血圧測定や体温測定、診察を行い、全身状態を確認します。高血圧、発熱、脱水、感染症、薬の影響などが頭痛に関係している場合もあるためです。
必要に応じて、次のような確認を行います。
- 血圧の測定
- 体温の確認
- 首や肩のこりの確認
- のどや鼻の症状の確認
- 神経症状の有無の確認
- 服用中の薬の確認
- 血液検査
- 感染症の検査
頭痛の原因によっては、頭部CTやMRIなどの画像検査が必要になる場合があります。特に、突然の激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、頭をぶつけた後の頭痛、だんだん悪化する頭痛などでは、専門医療機関での検査が必要になることがあります。
クリニックで対応できる頭痛か、専門医療機関での検査が必要な頭痛かを見極めることも、診察の大切な役割です。
お薬手帳や頭痛の記録があると診療に役立ちます
頭痛で受診する際は、お薬手帳や、頭痛の記録があると診療に役立ちます。
頭痛は、診察の時点で症状が落ち着いていることもあります。そのため、普段の頭痛の頻度や痛み方、薬の使用状況を記録しておくと、頭痛の種類や治療方針を考える参考になります。
記録しておくとよい内容は次の通りです。
- 頭痛が起こった日
- 痛みが始まった時間
- 痛みが続いた時間
- 痛みの場所
- 痛みの強さ
- ズキズキ、締めつけ、重い感じなどの痛み方
- 吐き気や光、音への過敏の有無
- 発熱やしびれなどの有無
- 飲んだ薬の名前
- 薬が効いたかどうか
- 睡眠不足、ストレス、天候、月経などの関係
日本頭痛学会では、頭痛の起こった日時、痛み方、持続時間、吐き気や光・音・匂いへの過敏、薬を飲んだかどうかなどを記録する頭痛ダイアリーを案内しています。
市販薬を使っている場合も、薬の名前や回数を伝えることが大切です。薬の使用頻度が多い場合は、薬剤の使用過多による頭痛が関係していることもあります。
文京区・護国寺周辺で頭痛にお悩みの方は、症状の経過や服薬状況を整理したうえでご相談ください。
頭痛の治療方法
頭痛の治療は、原因によって異なります。片頭痛、緊張型頭痛、感染症、副鼻腔炎、高血圧、薬の使いすぎなど、頭痛の背景によって必要な対応が変わります。
そのため、まずは頭痛の種類や危険なサインの有無を確認することが大切です。突然の激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、発熱や首の硬さを伴う頭痛などがある場合は、通常の外来診療ではなく、救急受診が必要になることがあります。
一方で、繰り返す頭痛や慢性的な頭痛は、原因に合わせて治療や生活習慣の見直しを行うことで、症状の負担を減らせる場合があります。市販薬だけで我慢し続けず、頭痛の頻度や薬の使用状況を確認しながら、適切な治療を検討しましょう。
原因に合わせて治療方針を決めます
頭痛の治療では、まず原因を確認することが重要です。頭痛の原因が片頭痛なのか、緊張型頭痛なのか、発熱や副鼻腔炎に伴うものなのか、血圧や服薬状況が関係しているのかによって、治療方針が変わります。
たとえば、発熱やのどの痛み、鼻づまりを伴う頭痛では、感染症や副鼻腔炎への対応が必要になることがあります。血圧が高い方の頭痛では、血圧の状態や生活習慣、服薬状況を確認します。
また、頭痛に麻痺、ろれつの回りにくさ、視野異常、意識の変化などがある場合は、脳卒中などの可能性も考えます。このような場合は、クリニックでの診療ではなく、救急受診や専門医療機関での検査が必要です。
頭痛の治療では、痛みを一時的に抑えるだけでなく、危険な頭痛を見逃さず、繰り返す頭痛の頻度や生活への影響を減らすことが大切です。
片頭痛では急性期治療と予防療法を検討します
片頭痛では、頭痛が起こったときに痛みを抑える急性期治療と、頭痛の回数や重症度を減らすための予防療法を検討することがあります。
急性期治療では、頭痛が始まったタイミングや症状の強さに応じて薬を使用します。片頭痛では、一般的な痛み止めだけでなく、片頭痛に対する治療薬が使われることもあります。
また、頭痛の頻度が多い方、痛みが強く日常生活に支障が出ている方、市販薬を使う回数が増えている方では、予防療法を検討する場合があります。予防療法は、頭痛の回数を減らしたり、痛みの程度を軽くしたりすることを目的に行います。
片頭痛は、寝不足、寝すぎ、ストレス、天候の変化、月経、アルコールなどがきっかけになることがあります。自分の頭痛のパターンを知り、誘因を避けることも治療の一部です。
片頭痛の症状と治療については、日本頭痛学会の情報も参考になります。
緊張型頭痛では生活習慣の見直しも大切です
緊張型頭痛では、首や肩のこり、長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用、目の疲れ、姿勢、ストレス、睡眠不足などが関係することがあります。
治療では、痛み止めを使用するだけでなく、頭痛を起こしやすい生活習慣を見直すことも大切です。
たとえば、次のような工夫が役立つ場合があります。
- 長時間同じ姿勢を避ける
- パソコン作業の合間に休憩をとる
- 首や肩を軽く動かす
- 目を休める時間をつくる
- 睡眠時間を整える
- ストレスをためこまない
- 入浴などで首や肩を温める
ただし、頭痛が長引く場合や、市販薬を頻繁に使っている場合は、緊張型頭痛だけでなく、片頭痛や薬剤の使用過多による頭痛、ほかの病気が関係している可能性もあります。自己判断で痛み止めを続けるのではなく、医療機関で相談しましょう。
薬の使いすぎによる頭痛に注意しましょう
頭痛薬を頻繁に使用している場合、薬剤の使用過多による頭痛に注意が必要です。
薬剤の使用過多による頭痛は、もともと片頭痛や緊張型頭痛がある方が、痛み止めや片頭痛の薬を使いすぎることで、かえって頭痛の頻度が増えてしまう状態です。頭痛が不安で早めに薬を飲む、薬の効果が弱くなってさらに薬を増やす、頭痛がない日にも予防的に薬を飲むといった悪循環につながることがあります。
次のような方は、一度医療機関へ相談しましょう。
- 頭痛薬を飲む回数が増えている
- 薬を飲んでも効きにくくなってきた
- ほぼ毎日のように頭痛がある
- 市販薬を複数種類使っている
- 頭痛が不安で薬が手放せない
薬の使い方を見直すことで、頭痛の頻度や薬への依存を減らせる場合があります。ただし、自己判断で急に薬をやめると症状がつらくなることもあります。お薬手帳や服薬記録を持参し、医師と相談しながら治療方針を決めましょう。
頭痛を予防・悪化させないためにできること
頭痛を繰り返す方は、薬で痛みを抑えるだけでなく、頭痛を起こしやすい生活習慣やきっかけを見直すことも大切です。
頭痛の原因は人によって異なります。睡眠不足、寝すぎ、食事の乱れ、脱水、ストレス、肩こり、長時間のデスクワーク、天候の変化、月経、アルコールなど、さまざまな要因が頭痛のきっかけになることがあります。
まずは、自分の頭痛がどのようなときに起こりやすいのかを知ることが大切です。頭痛のパターンを把握することで、予防や治療の方針を立てやすくなります。
睡眠・食事・水分を整える
睡眠不足や生活リズムの乱れは、頭痛のきっかけになることがあります。反対に、休日に寝すぎたときに頭痛が起こる方もいます。頭痛を繰り返す方は、できるだけ睡眠時間や起床時間を一定に保つことを意識しましょう。
また、朝食を抜く、食事の時間が大きくずれる、脱水気味になるといった生活習慣も、頭痛につながることがあります。忙しい日でも、こまめな水分補給と規則的な食事を心がけることが大切です。
アルコールも頭痛の誘因になることがあります。特に、片頭痛がある方では、飲酒後に頭痛が起こることもあるため、自分の頭痛との関係を確認しておくとよいでしょう。
首や肩のこりをためない
首や肩のこり、目の疲れ、長時間同じ姿勢での作業は、頭痛を悪化させることがあります。特に、パソコン作業やスマートフォンの使用時間が長い方は、首や肩に負担がかかりやすくなります。
デスクワーク中は、定期的に休憩をとり、首や肩を軽く動かすようにしましょう。画面の高さや椅子の位置を調整し、前かがみの姿勢が続かないようにすることも大切です。
次のような工夫が役立つ場合があります。
- 1時間に1回は姿勢を変える
- 首や肩をゆっくり回す
- 画面を目の高さに近づける
- スマートフォンを長時間うつむいて見続けない
- 目を休める時間をつくる
- 入浴などで首や肩を温める
ただし、首や肩のこりが強い頭痛でも、すべてが緊張型頭痛とは限りません。痛みが急に強くなった、しびれや麻痺を伴う、発熱があるなどの場合は、早めに医療機関へ相談してください。
頭痛のパターンを記録する
頭痛を繰り返す方は、頭痛の記録をつけることをおすすめします。頭痛が起こるタイミングや痛み方、薬の使用回数を記録することで、自分の頭痛の特徴が分かりやすくなります。
記録しておくとよい内容は次の通りです。
- 頭痛が起こった日と時間
- 痛みが続いた時間
- 痛む場所
- 痛みの強さ
- ズキズキ、締めつけ、重い感じなどの痛み方
- 吐き気や光、音への過敏の有無
- 飲んだ薬の名前と回数
- 薬が効いたかどうか
- 睡眠時間
- 食事や水分摂取の状況
- 天候、月経、ストレスとの関係
頭痛の記録は、受診時にも役立ちます。診察のときに症状が落ち着いていても、記録があれば普段の頭痛の傾向を医師に伝えやすくなります。
市販薬に頼りすぎない
頭痛があると、市販の痛み止めで対応する方も多いと思います。軽い頭痛で、たまに使用する程度であれば問題にならないこともありますが、使用頻度が多い場合は注意が必要です。
頭痛薬を頻繁に使うと、薬剤の使用過多による頭痛につながることがあります。痛み止めを飲む回数が増えている、薬を飲んでも効きにくくなっている、ほぼ毎日のように頭痛があるといった場合は、自己判断で薬を使い続けず、医療機関で相談しましょう。
また、頭痛の種類によっては、市販薬だけでは十分に改善しないことがあります。片頭痛では、片頭痛に合わせた治療薬や予防療法を検討することもあります。緊張型頭痛では、姿勢やストレス、首や肩のこりへの対策が必要になることもあります。
市販薬を使う場合も、薬の名前、飲んだ回数、効き方を記録しておくと診療に役立ちます。お薬手帳や服薬記録を持参し、医師に相談しましょう。
文京区・護国寺で頭痛にお悩みの方へ
文京区・護国寺周辺で頭痛にお悩みの方は、頭痛の強さだけでなく、痛み方や頻度、ほかの症状の有無を確認することが大切です。
頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こるものもあれば、発熱、血圧の変動、感染症、薬の使いすぎ、脳や血管の病気などが関係するものもあります。
突然の激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、発熱や首の硬さを伴う頭痛がある場合は、クリニックの予約を待たず、救急受診を検討してください。
一方で、慢性的に頭痛を繰り返している方、市販薬を飲む回数が増えている方、頭痛で仕事や家事に支障が出ている方も、我慢し続ける必要はありません。文京区・護国寺周辺で相談先に迷っている方は、まず内科で全身状態を確認しましょう。
護国寺周辺で頭痛が続く方はご相談ください
護国寺駅周辺、音羽、大塚、目白台、小日向、雑司が谷方面にお住まいで、頭痛が続いている方は、早めに医療機関へ相談しましょう。
次のような頭痛がある場合は、受診をおすすめします。
- 頭痛が何日も続いている
- 頭痛を繰り返している
- 市販薬が効きにくくなっている
- 頭痛薬を飲む回数が増えている
- 頭痛で仕事や家事に支障が出ている
- 発熱や鼻づまりを伴う
- 血圧が高く、頭痛も気になる
- どの診療科を受診すればよいか迷っている
頭痛の原因はひとつではありません。発熱や感染症に伴う頭痛、血圧の変動に関連する頭痛、薬の使いすぎによる頭痛、首や肩のこりに関連する頭痛など、さまざまな可能性があります。
護国寺内科・循環器クリニックでは、一般内科として発熱、咳、のどの痛みなどの急な体調不良から、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患まで幅広く診療しています。頭痛に加えて、発熱、血圧の不安、生活習慣病、服薬状況などが気になる方もご相談ください。
内科で確認できる頭痛と、専門医療機関へ紹介が必要な頭痛があります
頭痛は、内科で確認できるものと、脳神経内科や脳神経外科などの専門医療機関での検査が必要なものがあります。
内科では、発熱、血圧、脱水、生活習慣、服薬状況、感染症の有無などを確認します。風邪や副鼻腔炎に伴う頭痛、血圧が関係している可能性がある頭痛、薬の使いすぎが疑われる頭痛などでは、全身状態を確認することが大切です。
一方で、次のような頭痛では、専門医療機関での画像検査や救急対応が必要になる場合があります。
- 突然起こった激しい頭痛
- これまで経験したことがない強い頭痛
- 麻痺やしびれを伴う頭痛
- ろれつが回らない
- 意識がぼんやりする
- 物が二重に見える
- 視野が欠ける
- 頭をぶつけた後の頭痛
- だんだん悪化する頭痛
護国寺内科・循環器クリニックでは、一般内科として全身状態を確認し、必要に応じて専門的な診療につなげる体制が案内されています。地域の基幹病院や専門医療機関と連携し、精密検査や入院治療が必要な場合にも適切な医療へつなげる流れが示されています。
頭痛の原因を自己判断するのは難しいことがあります。受診先に迷う場合も、まずは症状の経過を整理してご相談ください。
受診時に伝えるとよいこと
頭痛で受診する際は、痛み方や頻度、ほかの症状の有無をできるだけ具体的に伝えると、診察がスムーズです。
受診時には、次のような内容を伝えましょう。
- いつから頭痛があるか
- 急に始まったか、徐々に始まったか
- 頭のどこが痛むか
- ズキズキ、締めつけ、重い感じなど痛み方
- 痛みがどのくらい続くか
- 月に何回くらい頭痛があるか
- 吐き気や嘔吐があるか
- 光や音がつらいか
- 発熱や鼻づまりがあるか
- しびれ、麻痺、ろれつの回りにくさがあるか
- 市販薬や処方薬をどのくらい使っているか
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの持病があるか
- 頭をぶつけた心当たりがあるか
お薬手帳、健診結果、血圧手帳、頭痛の記録がある場合は、受診時に持参してください。特に、頭痛薬を使う回数が多い方は、薬の名前や使用頻度が診療の参考になります。
文京区・護国寺周辺で頭痛にお悩みの方は、症状を我慢し続けず、早めにご相談ください。
頭痛に関するよくある質問
頭痛は身近な症状ですが、原因や受診の目安が分かりにくいこともあります。ここでは、頭痛についてよくある質問にお答えします。
突然の激しい頭痛や、麻痺、しびれ、ろれつの回りにくさ、意識障害を伴う頭痛は、緊急性が高い場合があります。一方で、慢性的に繰り返す頭痛や、市販薬を使う回数が増えている頭痛も、我慢し続けず医療機関で相談することが大切です。
頭痛は内科で相談できますか?
頭痛は内科でも相談できます。
特に、発熱、のどの痛み、鼻づまり、血圧の変動、睡眠不足、脱水、生活習慣、服薬状況などが関係している可能性がある頭痛は、内科で全身状態を確認することが大切です。
また、どの診療科を受診すればよいか分からない場合も、まず内科で相談し、必要に応じて脳神経内科、脳神経外科、耳鼻咽喉科などの専門医療機関へつなげる流れがあります。
ただし、突然の激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、頭をぶつけた後に強い頭痛がある場合は、通常の外来受診ではなく救急受診を検討してください。
片頭痛と普通の頭痛はどう違いますか?
片頭痛は、頭の片側または両側がズキズキと痛み、吐き気、光や音への過敏、体を動かすと悪化するといった特徴がみられることがあります。
一方で、緊張型頭痛では、頭全体が締めつけられるように痛む、首や肩のこりと関係する、重い感じが続くといった症状が出ることがあります。
ただし、頭痛の種類を自己判断で正確に見分けるのは難しい場合があります。片頭痛と思っていても、薬の使いすぎによる頭痛や、ほかの病気が関係していることもあります。
頭痛を繰り返す方、仕事や家事に支障が出ている方、市販薬が効きにくい方は、頭痛の頻度や症状を記録したうえで医療機関に相談しましょう。
頭痛薬を飲み続けても大丈夫ですか?
頭痛薬をたまに使う程度であれば問題にならないこともありますが、頻繁に使用している場合は注意が必要です。
頭痛薬を使う回数が多いと、薬剤の使用過多による頭痛につながることがあります。これは、痛み止めや片頭痛の薬を頻繁に使うことで、かえって頭痛が慢性化しやすくなる状態です。
次のような方は、一度医療機関へ相談しましょう。
- 頭痛薬を飲む回数が増えている
- 薬を飲んでも効きにくくなっている
- ほぼ毎日のように頭痛がある
- 市販薬を複数種類使っている
- 頭痛が不安で薬を手放せない
薬の使用状況を確認するために、お薬手帳や服用記録を持参すると診療に役立ちます。自己判断で急に薬をやめるのではなく、医師と相談しながら治療方針を決めましょう。
頭痛で救急車を呼ぶべき症状はありますか?
頭痛の中には、救急車を呼ぶべき症状があります。
次のような場合は、救急受診や119番への相談を検討してください。
- 突然の激しい頭痛
- これまで経験したことがない強い頭痛
- 顔や手足の片側がしびれる
- 片方の手足に力が入らない
- ろれつが回らない
- 言葉が出にくい
- 見える範囲が狭くなる
- 物が二重に見える
- 意識がぼんやりする
- 高熱や首の硬さを伴う
- 頭をぶつけた後に強い頭痛がある
厚生労働省も、突然の激しい頭痛、顔半分のしびれや動かしにくさ、ろれつが回らない、見える範囲が狭くなる、突然ものが二重に見えるといった症状を、救急車を呼ぶべき症状として示しています。
迷う場合は、自己判断で様子を見ず、救急相談や119番への相談を検討してください。
頭痛を予防するために普段からできることはありますか?
頭痛を繰り返す方は、生活習慣を整え、自分の頭痛のきっかけを把握することが大切です。
日常生活では、次のような点を意識しましょう。
- 睡眠時間を整える
- 食事を抜かない
- こまめに水分をとる
- アルコールを控えめにする
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 首や肩のこりをためない
- パソコンやスマートフォンの使用中に休憩をとる
- ストレスをためこまない
- 市販薬を使いすぎない
- 頭痛の記録をつける
日本頭痛学会では、頭痛が起こった日時、痛み方、持続時間、吐き気や光・音への過敏、薬を飲んだかどうかなどを記録することで、自分の頭痛の特徴を把握しやすくなり、医師にも情報が伝わりやすくなると案内しています。
頭痛の頻度が多い方、市販薬を使う回数が増えている方、生活に支障が出ている方は、我慢せず医療機関で相談しましょう。
まとめ 頭痛が続くときは我慢せず原因を確認しましょう
頭痛は、多くの方が経験する身近な症状ですが、原因はさまざまです。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの一次性頭痛もあれば、発熱、感染症、副鼻腔炎、高血圧、薬の使いすぎ、脳や血管の病気などが関係している頭痛もあります。
一時的な軽い頭痛であれば、休息や生活習慣の見直しで改善することもあります。しかし、頭痛が長引く、繰り返す、市販薬が効きにくい、頭痛薬を飲む回数が増えている、仕事や家事に支障が出ている場合は、我慢せず医療機関で相談しましょう。
特に、突然起こった激しい頭痛、麻痺やしびれを伴う頭痛、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、発熱や首の硬さを伴う頭痛、頭をぶつけた後の強い頭痛は注意が必要です。このような症状がある場合は、通常の外来予約を待たず、救急受診を検討してください。
頭痛の診察では、痛み方、頻度、持続時間、吐き気や発熱などの随伴症状、服薬状況、血圧や生活習慣などを確認します。お薬手帳、健診結果、血圧手帳、頭痛の記録がある場合は、受診時に持参すると診療に役立ちます。
頭痛は、原因に合わせて治療や生活習慣の見直しを行うことが大切です。市販薬だけで対処し続けるのではなく、症状の背景を確認し、自分に合った対応を考えていきましょう。
文京区・護国寺で頭痛にお悩みの方へ 護国寺内科・循環器クリニックにご相談ください
文京区・護国寺周辺で頭痛が続いている方、頭痛を繰り返している方、市販薬が効きにくくなっている方は、護国寺内科・循環器クリニックへご相談ください。
頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛だけでなく、発熱、血圧の変動、睡眠不足、ストレス、薬の使いすぎ、生活習慣病などが関係していることもあります。当院では、内科として全身状態を確認し、必要に応じて専門医療機関と連携しながら対応します。
特に、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある方、血圧と頭痛の関係が気になる方、頭痛薬を使う回数が増えている方は、早めにご相談ください。
一方で、突然の激しい頭痛、手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、視野が欠ける、頭をぶつけた後の強い頭痛がある場合は、クリニックの予約を待たず、救急受診を検討してください。
